岐阜県高山市に広がる飛驒民俗村 飛驒の里は自然と伝統が織りなす歴史と文化の宝庫。心温まる野外博物館で、飛驒の風土と古き良き暮らしに触れよう。

暮らしの再現

集落博物館をコンセプトに生まれた飛驒の里では、建物や用具だけでなく人から人へと伝えられる無形文化の保存と実施もしています。わら細工など民具作りの実演や館内の畑での野菜作り。初夏には菖蒲畑が満開に。飛驒の里に隣接する工芸集落には、古い飛驒の民家で暮らしながら製作に励む作家たちがいます。

民具作り実演と畑作

飛驒の里は生活の文化を“生きたまま”保存しています。冬期は除く連日、あるいは特定日に実演されるさまざまな生業の再現は、飛驒の農山村の暮らしを身近なものに感じさせてくれます。是非、昔の農山村の暮らしぶりを実感してください。

工芸集落

飛驒の里の重要なコンセプトは、古くからの伝統を未来へと繋げていくことです。ひとつの試みとして、飛驒の里開村にあわせて工芸集落を併設しました。以来、季節を身近に感じる工芸集落での生活を通して、現代の工芸作品が生まれています。