飛驒の里スタッフによる車田の田植えを行います。
また、昨年車田で収穫したもち米で作った「大福もち」を振る舞います。(先着1,000個)
- 「車田」とは
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「車田」は、ほかの田と違い、車の輪のように丸く植えられます。これは、全国的にも珍しく、高山市と新潟県の佐渡だけに残っていると言われています。苗の植え方は、田の中心に杭を打ち、中心から7本の線を出し、1つの線上には苗を5株植えます。1株には3本ずつ植え、あとは外側を同心状に植えていきます。この植え方は、七・五・三の植え方と呼ばれ、起源は定かではありませんが、植え方が特殊であることから、神様に関係した農作業の方法ではないかと言われており、伊勢神宮へお供えする米を作ったのではないかと言う説もあります。現在は高山市松ノ木町の平野さんの田で伝承されており(岐阜県無形民俗文化財)
飛驒の里では、多くの方にこの手法を知っていただくために開村当時から車田を設けており、毎年田植えを行っています。
- 開催日時
- 5月18日(土)10:00~12:00まで(雨天決行)
- 料金
- 通常の入館料のみ