岐阜県高山市に広がる飛驒民俗村 飛驒の里は自然と伝統が織りなす歴史と文化の宝庫。心温まる野外博物館で、飛驒の風土と古き良き暮らしに触れよう。

なつかしい遊び

遊びは子供たちの文化です。感性や想像力を豊かにしてくれます。

「遊園地」
飛驒の里には木の遊具が並ぶ遊園地もあります。

子供たちの暮らしの中に「遊び」は必要です。しかし現代の子供たちは「ゲーム」に夢中です。自分の想像を超えてしまったゲームの刺激的な映像に、子供の感性は押さえつけられてしまいます。子供たちには、のびのびと遊びながら豊かな感性を育んでほしいものです。飛驒の里の遊園地も、遊ぶ人がいてこその施設。こうした風景がノスタルジックに見えてしまうのは淋しいことです。飛驒の里に来られたときは、ぜひ遊んでください。遊具たちもうれしそうです。

ブランコ
通話木

「遊び道具を手作りする。」
遊びの感動を親子で体験してください。

飛驒の里では子供たちに手作りの素晴らしさを知ってもらうために、遊び道具の手作り体験を実施しています。道具として使う小刀は刃物ですから、取扱いの仕方をしっかりと教えてあげる必要があります。物作りの大変さを乗り越え、自分で作った遊び道具で遊ぶ面白さをぜひ体験していただきたいと思います。毎年開く「夏休み体験教室」では、竹トンボ作りを体験していただけます。また夏休み期間中に水鉄砲作りの見学や体験、的当て遊びなどに挑戦できます。竹トンボ作りには大人の方が夢中になることも。遊びを通して親子のコミュニケーションを緊密にしていただけたらと思います。

竹トンボ作り
水鉄砲遊び

「冬の遊び体験」
雪遊びは外でしかできません。昔は霜焼けのない子供はほとんどいませんでした。

雪国の遊びはスキーやソリ。昔の子供たちは父親などに手作りしてもらった箱ソリに夢中になりました。箱ソリの作り方は簡単。木の箱に板を取り付ければできあがりです。最近はミカン箱も段ボールで、木の箱を用意することが難しくなりました。
飛驒の里では1月から2月の雪の積もっている時期に、スタッフの手作り箱ソリを用意しています。旧富田家の裏の坂道が臨時のゲレンデに。自由に遊んでいただけますので、子供たちに体験させてみてください。きっといい思い出になります。また雪は雪だるまやかまくら、雪像やすべり台など、自由な発想でいろいろに楽しむことができます。また冷たいという感覚、手のひらで溶けていく様子に子供たちの五感はたくさん刺激されるはずです。
大人にとって雪は厄介なものですが、子供たちが雪遊びにわくわくするのはこんな理由があるからでしょう。

箱そり遊び
雪のすべり台

飛驒の里で遊ぼう!

時 期 内 容
元旦 新春かるた会
1月上旬~2月末 冬の遊び体験 ◎竹スキー・箱そり遊び ◎雪だるま作り ◎雪像・かまくら作り
夏休み期間 夏休み体験教室:◎竹トンボ作り
夏の遊び体験:◎水鉄砲遊び/見学・体験
11月頭 紅葉ハイキング
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